私はこれまでに、大人と子ども合わせて20万足以上の足裏を調査してきました。そのきっかけになったのが、1970年代に問題になった、子どもの「土踏まず」の未形成です。5歳児に焦点をあてて、足の変化を見てみましょう。
5歳児の足の変化
1980年 | 2000年 | 2004年 | |
土踏まずができている | 75% | 56% | 46% |
浮き指が一本もない | 93% | 48% | 8% |
親指の角度が正常 | 96% | 80% | 72% |
足裏の形は逆三角形型 | 長方形型の増加 | ||
足やからだの左右差が少ない | からだに歪みのある子が増えている |
子どもの足の健康の尺度として、上の5つのポイントをあげました。ひとつひとつについて、詳しく見てみましょう。