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第10回 重曹湯を家庭で

目指せ!クールビズで冷え撲滅

風鈴

ノーネクタイ、ノージャケット。巷では「クールビズ」などと騒がれていますが、周囲のおじさまたちを見回してもあまり変わった様子もなく……。ユニフォームのようにスーツとネクタイで長年身を固めていた人たちにすれば、いきなり「ラフに。でも、そこそこ正装感は保ってね」などと言われても戸惑ってしまうのでしょう。

相変わらず、電車やお店は寒いくらいに冷房が効いています。季節に合わせて服そうに変化のつけやすい女性にとっては、夏という季節は、思いがけないところで冷えを体感してしまうつらい季節でもあります。

この時季の体の芯の冷えというのは、案外気づかないものです。皮膚はほてっているのに、足先や手先、二の腕あたりが何となく重い。知らないうちに冷えて、倦怠感が残ってしまうんですね。

お風呂でダイエット!?

そういうときは、一日の終わりに、ぬるめのお風呂でゆっくり体をほぐしてあげましょう。暑いからといってシャワーばかりは禁物です。

湯船につかると、新陳代謝がよくなります。基礎代謝もあがって、体重に反映されればうれしいんですけどね。まぁ、そんなに都合よくはいかないようです。

家のお風呂が温泉に!

お風呂でのリラックス。たまにはちょっと違った楽しみ方もしてみたいですよね。実は、お風呂の湯に重曹を混ぜると、温泉に早変わりしてしまうんです!

シャボン玉

重曹湯というのは温泉にもよくある湯質で、一般に、血行促進、疲労回復、神経痛、冷え性、皮膚の活性化などに効果があると言われています。

重曹湯はまた、湯の感じが少しヌルッとしています。これは、弱アルカリ性の重曹が皮膚表面のタンパク質(角質)を溶かすためなのですが、湯からあがったあとはさっぱりすべすべした肌触りになります。まさに夏向き。

手づくりバスフィズで楽しさ倍増

重曹湯の作り方は至って簡単。重曹をグワシッとわしづかみにして、男らしく湯船にバッと撒いても結構です。でも、もうちょっと女性らしく楽しみたいわ〜という方は、重曹のバスフィズなんていかがでしょう。

よくある市販の固形入浴剤のようなものを手づくりしてしまうのです。お湯にぽとりと入れると、シュワシュワッと柔らかい泡が出てきて、目や耳からもリラックス効果が得られる気がします。

バリエーションもいろいろ

バスフィズ
重曹で手作りするバスフィズ。新雪でつくった、小さな小さな雪だるまみたい

材料は、重曹とクエン酸を3対1の割合で用意してください。それに、少し湿り気を感じる程度の量の水を加え混ぜ(重曹+クエン酸=100グラムなら小さじ1杯程度)、手でギュッと握ってボール状にし、乾燥させます。ナカジマ家の場合、1回の入浴で、テニスボールより少し小さいくらいのボール状フィズでちょうどいい感じです。

慣れてきたら、色や香りを付けたり、ハーブを混ぜ込んだりして楽しむのもステキですね。(注:香りは肌に付けられるタイプのものを使用してください)

子どもと一緒に楽しもう

いかがでしたか? 今回は、重曹の少し違った楽しみ方をご紹介してみました。

お子さんと一緒につくって、シュワシュワの泡のお風呂で大はしゃぎ、なんていうのもいいですね。夏休みの自由研究課題にすれば、健康によくて、楽しめて、宿題も終わっちゃう。これぞ一石三鳥。今年の夏休み、ナカジマ家はこれ、いただきです。


※重曹湯がお肌に合わない場合は、やめましょう。

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著者プロフィール
中島まゆみ(ママ・チョイス スタッフ/ライター) 単身赴任中の夫1人と、9歳の娘、8歳の息子の4人家族。「節約するぞ!」と始めたコトが実はエコロジーにつながっていることに気付き、いつしか本懐を忘れてエコに励む日々。しかし、アバウトな性格が災いしてか、いつまで経っても初心者エコロジストから脱皮できずにいる。現在は、「無理してやるのはエコじゃない!」と開き直り、「お気楽・楽しい」を合い言葉に、万年初心者エコロジストの座を守り続けることと、ジワジワと同類を増やしていくことに全力を注いでいる。