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第13回 キャンプでエコ体験

長かった夏休みも終わりましたね。皆さんはどんな思い出を作りましたか?
ナカジマ家は、毎年恒例のオートキャンプに行ってきました!

キャンプはいつもワクワク!

「今回はこんな料理に挑戦してみよう」とか、 「ノコギリクワガタを見つけるぞ!」とか、 「絶対優勝するぞ!!」とか――ナカジマ家は就寝前、テントの中でUNOゲーム大会をするのがお決まりなので、みんな人知れず闘志を燃やしているんです。

それぞれ小さな目的を持って、さぁ出発です!

大人も子どもも自然の中では初体験がいっぱい

サルノコシカケ
ハンゴウ炊き
上/娘がサルノコシカケ発見!
下/ご飯の炊き方のコツ。木の棒で中の様子を体感中。

「このセミ、小さくてきれいだけど、何て言うんだろう?」

「木のうしろにカエルがいるよ! こんなところにもいるんだねー」

キャンプは、発見、驚きの繰り返し。大人だからといって何でも知っているわけではありません。子どもたちと一緒に自然の中で学習です。

キャンプを始めたばかりの頃は、ハンゴウでご飯を炊くのだって一苦労でした。

調べて実践して自分のものにしていく。これがいいんです。

ちなみにナカジマは、初めてハンゴウで炊いたご飯がおいしくて、それ以来、家でもお鍋で炊くようになりました。

水加減ももうバッチリです。

ちょっとだけエコ

野菜
キャンプの定番!?野菜たっぷりバーベキュー。

便利な生活に慣れきっている現代人。自然の中に身を置いたからといって、急に原始的な生活をすることは難しいですよね。

でもちょっと、ほんのちょっと気を使うだけで、キャンプ場や里山の自然に優しくなることができるんです。

例えば、食事をした後の食器。これをこのまま流しで洗ったのでは、すべて自然へ垂れ流しです。トイレットペーパー(無漂白再生紙だと完璧!)を持参して、食器をきれい にぬぐってから洗えば、自然への負荷も少なくて済むし、何より簡単にきれいになります。汚れを拭いたトイレットペーパーは、焚き火にポン! これでゴミも ゼロです(漂白剤を使っている紙は、燃やすとダイオキシンが発生するので気をつけてくださいね)。

食器を洗う時は洗剤にも注意したいですね。合成洗剤は生物への影響が甚大です。食器の汚れが少ない場合はぬるま湯で洗う程度でOK。ちゃんと洗いたい場合でも、自然分解される石けんをぜひとも使いたいですね。

裏技として、米ぬかで落とす方法もあります。米ぬかは、油汚れも驚くほどきれいに落ちる、知られざる実力者なんです〜。

「この一手間が自然を守っているんだなぁ」なんて、自己満足するのも楽しい(笑)。直接自然に触れて生活するキャンプ場は、環境についてダイレクトに感じることができるいい機会だと思います。

気軽な気持ちでスタート

ランタン
ランタンの灯りって和みますよね。

オートキャンプを本格的にやろうとすると、テント、シュラフ、ランタン、バーナーなどなど、揃えるものがたくさん! ハードルが高くなりがちです。でも、ほとんどのキャンプ場では道具の貸し出しをしているので、気軽に始めることができますよ!

親切なサイト管理者さんなら、初心者向けにキャンプのハウツーも指導してくれるので安心です。未経験の方もぜひトライしてみてください!

日常得ることのできない経験。家族がギュッと密になる夜。そんな機会をキャンプで作ってみるのはいかがですか?

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著者プロフィール
中島まゆみ(ママ・チョイス スタッフ/ライター) 単身赴任中の夫1人と、9歳の娘、8歳の息子の4人家族。「節約するぞ!」と始めたコトが実はエコロジーにつながっていることに気付き、いつしか本懐を忘れてエコに励む日々。しかし、アバウトな性格が災いしてか、いつまで経っても初心者エコロジストから脱皮できずにいる。現在は、「無理してやるのはエコじゃない!」と開き直り、「お気楽・楽しい」を合い言葉に、万年初心者エコロジストの座を守り続けることと、ジワジワと同類を増やしていくことに全力を注いでいる。