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第17回 3つのRでイイ循環

気が付けば今年も終わり。一年でもっとも忙しいと言われる師走に入りました。みなさん、大掃除は順調ですか? 年末ってやけにごみが多く出る気がするんですけど、どうでしょう。今回は、ごみに関するナカジマの来年の抱負……いやいや、ごみに関するちょっとエコな話をしたいと思います。

大掃除したら、出てくる出てくる!

年末も押し迫ってきて、しぶしぶ始める大掃除。普段あまり使わないクローゼットの中を整理していると、出てくる出てくる! もう着ない洋服や、いただきもののタオル、使わなくなったおもちゃ。

台所の引き出しや扉の中からも、なぜかカチカチになった輪ゴムや賞味期限の切れた食材、どんどんたまる紙袋の類。こうなったらもう笑うしかありません。わっはっは。

ここでちょっと発想の転換をしてみましょう。リサイクル(Recycle:再生利用)・リユース(Reuse:再使用)ができれば、ごみはごみじゃなくなって資源になる!

ごみを資源に

マイバッグ
マイバッグを手づくりしてみるのも楽しい!

リサイクルの代表選手ペットボトルは、分別収集されたあと小さく砕かれて、繊維や再度ペットボトルになって資源として再利用できること、みなさんもよ〜くご存じですよね。子どもたちが一生懸命学校でやっているアルミ缶回収や、スーパーの入り口などに設置してある牛乳パック回収ボックスなんかも、資源として再利用しようという運動です。

リユースは、不要になったものを古着やフリーマーケットに出して他の人に使ってもらうこと。暖かくなったらフリーマーケットに出店してみようかなぁなんて、今から子どもたちと盛り上がっています。

「いりません」で、ごみそのものを減量

コンビニやスーパーでもらうレジ袋を断ることが、一番身近で、しかも簡単で効果的なリデュース(Reduce:発生抑制)。要は、いらないものを断ったり、不必要に買うのをやめたりすればいいということかな。

ナカジマも、買い物の時にはマイバッグを持参するようにしているけど、つい忘れちゃうことも。でも、2007年からのレジ袋有料化法整備も進んでいるし、これからは「忘れちゃった!」がないようにしなきゃ。普段から、ちょっと大きめのバッグで出かけるようにするといいのかな。

その他にも、過剰包装を断ったり、詰め替え用の日用品を選んだり、ちょっとした工夫が大きなエコにつながります。ママ・チョイスの特選ショップでも、シャンプーやリンス、石けんなど、詰め替え用が充実しているので上手に利用してね。

選んで、使って、循環が始まる

飲んだらちゃんとリサイクルへ
ナカジマがただいまお気に入りのビール。飲んだらちゃんとリサイクルへ

リサイクル(Recycle:再生利用)・リユース(Reuse:再使用)・リデュース(Reduce:発生抑制)という3Rへの取り組みは、ごみを資源化すればそれで終わりというものではありません。再生された製品を買って、使って、はじめて循環されていくことになるんですね。だから、たくさんある製品の中から、ちゃんと3Rの製品を見分けて買うクセをつけたいところ。

例えばペットボトルなら、PETボトルリサイクル推奨マークがついているもの、紙なら古紙再生や再生紙と明記されたものとか、グリーンマークのあるもの。ちょっと気をつけて見て、買い物をするときにそっちを選ぶ。たったそれだけのことで環境問題に貢献できるって、なんだかうれしい。

ごみを減らすには、私たち消費者の意識改革から!
……でも、まずは目の前のごみ。大掃除で出てきた大量の不要品の処理からだ〜っ!!えい、えい、オー!

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著者プロフィール
中島まゆみ(ママ・チョイス スタッフ/ライター) 単身赴任中の夫1人と、9歳の娘、8歳の息子の4人家族。「節約するぞ!」と始めたコトが実はエコロジーにつながっていることに気付き、いつしか本懐を忘れてエコに励む日々。しかし、アバウトな性格が災いしてか、いつまで経っても初心者エコロジストから脱皮できずにいる。現在は、「無理してやるのはエコじゃない!」と開き直り、「お気楽・楽しい」を合い言葉に、万年初心者エコロジストの座を守り続けることと、ジワジワと同類を増やしていくことに全力を注いでいる。