第1回 【箒大好き】なぜか夜中に掃除する?! ナカジマ家の掃除事情
1号・2号が元気に「ただいま!」
ピッカーン!
今日もいい天気!気持ちがいい! 洗濯をして、布団を干して、掃除機を掛けて……家の中がスッキリ! はぁ〜私ったらちゃんと主婦してるわぁ。
こうなると、さっきまでとは違う風がリビングに入ってきている気さえします。きれいになった部屋でおいしいコーヒーを飲みながらの仕事。そりゃもうはかどります。
あっという間に小学校の下校時間になり、1号・2号が元気に「ただいま!」と帰ってきます。おやつを食べ、宿題をして、友達を呼んだり、外に遊びに行ったり、お絵かきしたり、ハサミでちょきちょき工作したり、時にはお習字なんかしたりして、彼らったらまったくやることが尽きません。母なんかよりずっと忙しそう。夕飯、お風呂、その他もろもろ、ガタガタバタバタしてやっと子どもたちは就寝です。
掃除した夢を見ただけ?
ここで母は、静まりかえった部屋の中を見回して毎日思うのです。「私は掃除した夢を見ていただけなんだろうか?」と。
鉛筆、消しゴムのカス、プリント類、ぬいぐるみ、ハサミ等々の散乱するリビング。1日の疲れがドドッと押し寄せる瞬間。モノが片づけられていないのは、母のしつけの問題です。反省です。で、せっせと片づけるんですが、でもでも、片づけたのになぜかスッキリしない。
犯人は埃なんですよ〜。部屋の隅っこで漂っている埃。付近を歩いて風が起ころうものなら、何に向かって気合いを入れているんだか、円陣まで組む始末。
ええ、次の朝にはまた掃除するんですから放っておけばいいんですよ。でも、見るに見かねる状態の時は、ジャジャーン! “箒(ほうき)”の出番です! 夜中だろうがなんだろうが気兼ねは不要です。スースーッと家中を滑らせ、ホコリを撲滅するのです!!
実は・・・
……と、さも毎日掃除機を掛けているかのように装ってしまいましたが、実はそんなにきっちりできていません(汗)。
自宅で仕事をしているナカジマの仕事はオンとオフの境目が非常にあいまいです。
「全然省エネじゃないなぁ」と罪悪感を感じつつも、ほぼ日常的に昼と夜が逆転してしまっているので、朝から元気に掃除機掛けなんてとてもとても。夜に掃除しなきゃしょうがない状況だったりするんです。トホホ。
まっ、いつ何時箒を使おうがそれは全く自由なんですが、とにかく箒にはいいことがいっぱいです。それは・・・(続く)
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中島まゆみ(ママ・チョイス スタッフ/ライター) 単身赴任中の夫1人と、9歳の娘、8歳の息子の4人家族。「節約するぞ!」と始めたコトが実はエコロジーにつながっていることに気付き、いつしか本懐を忘れてエコに励む日々。しかし、アバウトな性格が災いしてか、いつまで経っても初心者エコロジストから脱皮できずにいる。現在は、「無理してやるのはエコじゃない!」と開き直り、「お気楽・楽しい」を合い言葉に、万年初心者エコロジストの座を守り続けることと、ジワジワと同類を増やしていくことに全力を注いでいる。