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第13回 日本の伝統文化で涼を!

まだまだ暑い日が続きますね。前回に引き続き今回もテーマは“涼”。日本人でよかったぁ〜と思える“涼”に迫ります!

水の惑星「地球」はやっぱり青かった……。

打ち水グッズ
ブリキのバケツとジョーロ:さしずめ、我が家の打ち水グッズといったところ。

「青いです」

8月9日、スペースシャトル「ディスカバリー号」で宇宙から無事帰還した、日本人宇宙飛行士の野口聡一さんの言葉です。宇宙から見た地球はやっぱり青かったんですね。

真っ暗な宇宙に浮かぶ、水の惑星地球。その地球上の水は14キロ立方メートルと言われています(ちょっと想像できませんけど:汗)。

しかもなんとその97%が海水で、淡水は3%! さらにその2%以上が南極などの氷山。私たちが生活で使える水はたったの0.6%しかないそうです。「大事に使わなきゃ!」と思いますよね。 (データ出典:『地球環境化学入門』シュプリンガー・フェアラーク東京 版)

お風呂のお湯はペットボトル100本分?

無駄に使わないようにするのと同時に、一度使った水も徹底的に再利用して節水したいところです。みなさんは、どんなふうにお水の再利用をしていますか?

1日の中でもっとも多くの水を使うお風呂。標準的な家庭のお風呂は200リットル近く入ります。2リットルのペットボトルなら優に100本! この残り湯を再利用しない手はありませんよね。

ナカジマは普通に、洗濯、掃除、草木の水やりなどに使っています。洗車に使われている方もいるのかな? 忙しい毎日、丁寧に節水するのも大変ですが、そういう気持ちやちょっとした行動が習慣になるといいなと思います。

みんなで撒いてクールダウン!

個人的に頑張るのもステキですが、みんなでする、こんな試みもいいですね。その名も「打ち水大作戦」! 日本の伝統文化“打ち水”で、ヒートアイランド現象を軽減するわけです。

去る8月10日は全国で一斉に打ち水が開催されました。予測では東京の気温が2℃下がるということでしたが、どうだったんでしょうか。実際の効果もさることながら、環境や資源の大切さに関心を持ってもらうことが二次的な目的のようです。

10日以外にも各地でいろいろと取り組みが計画されているので、お子さんと一緒に参加すると楽しいかも。

金魚、浴衣、風鈴……日本には“涼”がいっぱい

金魚
夏祭りですくった、涼しげに泳ぐ金魚たち

打ち水に限らず、日本の夏の伝統文化っていいですよね。

先日も、子どもに浴衣を着せて近所のお祭りに行きました。りんごあめ、わたがし、金魚すくい。いくつになってもお祭りにワクワクしてしまうナカジマです。

ところで、子ども達に着せた浴衣。昨今の着物ブームと、話題のクールビズとで、人気沸騰中だとか。大阪のとある信用金庫では、浴衣で接客しているなんていうビックリニュースも! 日本の伝統的な“涼”の良さに、皆さん注目し始めたということでしょうか。

ナカジマも、来年あたり浴衣でお買い物でもしようかな?!

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著者プロフィール
中島まゆみ(ママ・チョイス スタッフ/ライター) 単身赴任中の夫1人と、9歳の娘、8歳の息子の4人家族。「節約するぞ!」と始めたコトが実はエコロジーにつながっていることに気付き、いつしか本懐を忘れてエコに励む日々。しかし、アバウトな性格が災いしてか、いつまで経っても初心者エコロジストから脱皮できずにいる。現在は、「無理してやるのはエコじゃない!」と開き直り、「お気楽・楽しい」を合い言葉に、万年初心者エコロジストの座を守り続けることと、ジワジワと同類を増やしていくことに全力を注いでいる。