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第25回 元気は足が運んでくれる!

ゴールデンウィークが明けたころ、ほんのちょっとだけ田植えの体験をしてきました。中でも、あの、裸足で田んぼに入ったときの感触はなかなか忘れられません。指の間を泥がにゅるっと通り抜けていって、なんとも不思議でワクワクする体験でした。 またこの季節は、芝生の上を裸足で歩くのも気持ちいいですよね。ちくちくして、じんわり湿っていて、そしてやさしくて。 こうやってたまに裸足になると、急に、いつも窮屈な靴や靴下の中で全体重を受け止めてくれている足をいたわりたくなってしまいます。そう、今回は足裏のマッサージのお話です。

足の裏はカラダの地図

足の裏はカラダの地図
大まかな足のツボ。体中の器官がギュッとつまっているのがわかります。マッサージするときの目安にしてくださいね

足の裏には、実にたくさんの神経が集まっています。そしてそれは、体の内臓や部位と深く関係しているといわれています。だから、足の裏を押してみて痛みを感じるところは、疲れていたり、機能が弱ったりしていることが多いんです。

ナカジマは今のところいたって健康なのですが、強いて言えば、昔から生理痛が重くて大変です。するとやっぱり、足の裏で痛いのはかかとなんですね。また、ものすごく肩が凝っているときは、不思議と足の指の付け根がとても痛くなります。

そういうときはすかさず、子どもたちにSOSを発信! 「肩もみ+足の裏踏み」で何度助けてもらったことか。おかげで彼らのマッサージの腕もめきめきあがって、心強い限りです。

こんなふうに、ナカジマの場合は肩こり解消にも効果のある足のツボですが、マッサージすることで、その部分と相関関係にある体の器官も自然と血行が良くなって、機能が活発になるのだそうです。普段はあまり気にすることのない足の裏も、なかなか侮れない、ということですね。

触ってみよう、やってみよう!

では具体的に、どんなときに、どんなふうにマッサージすれば効果的なんでしょう? 

マッサージといっても、実際は、親指の腹や手のひらの付け根あたりでグッと押す感じ。それも、イタ気持ちいいくらいに、なるべく垂直に力が加わるように、押します。

時間帯は、できれば入浴後が理想的です。足先までぽかぽかで血の巡りが良くなっている上に、足の裏の皮膚もちょうどいい具合に柔らかくなっているので、指圧の効果も絶大なんです。

逆に、足の裏の角質が厚くなっているなと感じたら、軽石などでこすってよけいな皮膚を除いてあげると、押した力が内部までちゃんと伝わってくれるんだそうですよ。

でも、「中まで伝わるほうがいいのね!」とグイグイ押してはいけません。プロに押してもらうなら別ですが、あくまでも「イタ気持ちいい」を基準にしてくださいね。

そうそう。妊婦さんやカラダのどこかを治療中の方はNGですヨ。生理中や熱があるとき、食後すぐなども避けたほうがいいみたいです。足ツボのマッサージは全身への刺激となってダイレクトに広がります。体のどこかに負荷がかかっている状態のときは、控えておいたほうが無難、ということです。

ツボを押すことで体の悩みが多少解決するとはいっても、「治療」ではありません。押したらものすごく痛い、しびれがある、なんていう場合は、すぐお医者さんに診てもらってくださいね。

ポンプを強く。そのためには「歩く」こと

知っていましたか?
足は「第二の心臓」とも呼ばれているんです。

リラックスタイム
お風呂上がりのリラックスタイム。好きな音楽をかけながら、ゆっくり足裏マッサージはいかが?

心臓から送られてきた血液を、歩く際の関節や筋肉の収縮・拡張を利用して、ポンプのように送り返しているからです。そのポンプの力が弱まってしまうと、血液がうまく心臓に戻れずに老廃物や水分が足にたまって、むくんでしまいます。また、「足先がいつも冷たい」なんていうのも、こういうことが原因のひとつなんですね。

血流を良くするにはマッサージももちろん効果的ですが、なにより「歩くこと」が大切。今の私たちの生活は、車があったり自転車があったりと、歩かなくてもすむ環境が整ってしまっています。

自分の足しか移動手段がなかった江戸時代の人たちなどは、1日に2〜3万歩も歩いたと言われています。3万歩というと、ナカジマの住んでいる横浜からみて羽田空港あたりまで!? なんだか気が遠くなりそうなキョリです。

まぁ、そこまでは無理だとしても、体をバランスよく健康に保つためには意識的に歩くことが大事だということ。そして、足が喜ぶ靴をはくことも大切です。これからの季節、ミサトっ子のぞうりなんてオススメです。指を開いて大地をつかむことで、しっかりとした体ができていきます。特に、小さなお子さんには毎日はく靴にも気をつけてあげたいですね。JESシューズなら、履き心地も機能性もばっちりです。

心を澄まして体の声を聞くことは、難しいことですが、とても大切なことでもあります。毎日自分で足のマッサージをしている人などは、日々、痛みを感じるところが違うそうです。足の裏に触れて、押すことで、比較的簡単に体の変化を感じ取ることができます。今日のお風呂上がりからでも、ぜひ試してみてくださいね。

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著者プロフィール
中島まゆみ(ママ・チョイス スタッフ/ライター) 単身赴任中の夫1人と、9歳の娘、8歳の息子の4人家族。「節約するぞ!」と始めたコトが実はエコロジーにつながっていることに気付き、いつしか本懐を忘れてエコに励む日々。しかし、アバウトな性格が災いしてか、いつまで経っても初心者エコロジストから脱皮できずにいる。現在は、「無理してやるのはエコじゃない!」と開き直り、「お気楽・楽しい」を合い言葉に、万年初心者エコロジストの座を守り続けることと、ジワジワと同類を増やしていくことに全力を注いでいる。