第3回 【酸素系漂白剤・ふきん編】安心・安全なのにこんなに真っ白!
「まぜるな危険!」と刻字されている塩素系漂白剤とは違い、過炭酸ナトリウムでできた、とっても生物に優しい粉状の漂白剤なんです!そんな酸素系漂白剤のよさを少しずつお伝えしていきま〜す。今回は“ふきん”です。
ナカジマ、結婚以来10年のこだわり
ナカジマ、結婚以来10年のこだわり。
それは、台所で使うふきんはいつも真っ白をキープするということ。換気扇が多少汚れていようが、ガスレンジが焦げ付いていようが、これだけはゆずれないんです。エヘン!
今では当然のように酸素系漂白剤を使っているナカジマですが、それまではやはり、漂白剤=塩素系だと思って使っていました。
でも、塩素系漂白剤って扱いが大変じゃありませんか?
手が荒れないようゴム手袋をして、衣類にはねないようエプロンをガッチリする。それでも何度も洋服をだめにしてしまったドジなナカジマ。真っ白いふきんを手に入れるための代償は大きかったぁ。
ソフトな使い心地に感動!
そんな悩みを一挙に解消してくれたのが“酸素系漂白剤”なんです!!
はじめは「使い方が面倒だったらイヤだなぁ」と思っていたんですが、至って簡単。つきあい始めたらもう、重曹・石けん・酢と並んで手放せないアイテムになってしまいました!
ホントにいいことだらけなんですよ。
まず、ツンと鼻にこないとっても優しい香り。素手で扱っても全然平気ですし、素材を痛めることもありません。さらに!
色柄モノは鮮やかに、白い部分はより白く仕上がるんです!
酸素系漂白剤を使うようになって、服やエプロンをだめにすることがなくなったのがうれしい!! かわいい柄モノのふきんだって、いつまでも新品みたいにキレイに使うことができますよ。
真っ白ふきんレシピ
ナカジマがいつも実践している、ふきんを真っ白にする方法です。ただし、ウール・シルク・化繊素材には使えませんのでご注意ください。
まず、ステンレスかホウロウのお鍋に水をはって火にかけます。この時、ナカジマはあえて内側が焦げてしまっているお鍋をセレクトするんです。そうすると、ふきんと一緒にお鍋までピカピカにできちゃうので、ぜひお試しを! (注意:アルミのお鍋は使わないでくださいね。反応を起こして鍋が黒ずんでしまいます)
温まってきたら、酸素系漂白剤を少し(水約2リットルに対し小さじ1〜2杯)入れ、ふきんを入れます。お湯に酸素系漂白剤を入れると炭酸みたな白い泡がシュワシュワッとたくさん出てきますが、それがいい状態の証拠。酸素系漂白剤は、水温が高いほど効果も上がるんです!
ふきんを入れたら、そのまま5分ほどグツグツ煮ます。汚れ落ちにムラが出ないよう、お箸で時々ふきんを揺り動かしてみてくださいね。酸素系漂白剤だけでも十分効果はありますが、石けんと併用すると抜群の汚れ落ちです。
さぁ、すすいだら真っ白ふきんのできあがり!
ナカジマはいつも、真っ白に煮上がったふきんをベランダに干して一人ニヤニヤします。すっごく気持ちイイんだもん〜。
真っ白ふきんはおまけ付き!
ふきんを煮る際、茶渋のついた湯飲みなども一緒に煮てしまうといいですね。熱を加えられないプラスチック製品などは、ふきんを煮た残り液に一晩浸しておくときれいになります。
さーて、今日も真っ白いふきんで台所仕事! これで料理の腕前も上がればいいんですが、これには違う解決策が必要みたいです〜。くぅ〜。
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中島まゆみ(ママ・チョイス スタッフ/ライター) 単身赴任中の夫1人と、9歳の娘、8歳の息子の4人家族。「節約するぞ!」と始めたコトが実はエコロジーにつながっていることに気付き、いつしか本懐を忘れてエコに励む日々。しかし、アバウトな性格が災いしてか、いつまで経っても初心者エコロジストから脱皮できずにいる。現在は、「無理してやるのはエコじゃない!」と開き直り、「お気楽・楽しい」を合い言葉に、万年初心者エコロジストの座を守り続けることと、ジワジワと同類を増やしていくことに全力を注いでいる。