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第5回 【酸素系漂白剤・黒カビ編】黒ワカメ退治

ふきん編、洗濯編に続き、今回は黒カビ編です。酸素系漂白剤で、洗濯槽やお風呂の目地などをピッカピカにしちゃいましょう。

うわっ! また出た! 洗濯槽の黒カビ!

春
子どもが家の中に持ち帰ってくれた春

つい先日、キレイに洗った洗濯物を干そうと、パンパン叩いてシワを伸ばしていたら、また見つけてしまいました。衣類にしっかりとくっつく、ワカメもどきの黒い汚れ。爪先で取ろうとしても、うまい具合に取れずに衣類の編み目に入っていってしまうし、乾いてから取ろうと思っても、衣類と一体化してなかなか取れない。憎っくき黒ワカメ。

この正体は黒カビなんです。溶け残った石けんや石けんカスがカビに変身してしまったんですね。洗濯槽も頻繁にお掃除しないと、このワカメのような黒カビが発生してしまいます。早速、退治しちゃいましょう!

お風呂の残り湯を利用して

お風呂を出たすぐ後の、まだ十分温かい残り湯を使うと簡単。ナカジマは、「ちょっと熱いな」という温度まで追い炊きしてから使うこともあるくらいです。(プラスチック槽の場合、熱すぎる湯は洗濯槽を傷めることもあるのでご注意くださいね)

まず高水位までお湯を入れ、コップ1杯程度の酸素系漂白剤を加えて5分ほど「洗い」で攪拌します。ナカジマはいつも、攪拌中に現れるたくさんの黒ワカメがうれしくてその場から離れられなくなります(笑)。攪拌が終わったら、そのまま一晩放置。翌朝、再度5分ほど「洗い」で攪拌して、「すすぎ」を1回したら、完了です。

繰り返してやってみよう

さくら

ただ、ご経験のある方もいらっしゃると思いますが、一度黒カビ除去をしても、その後の洗濯でまた黒カビが衣類についてくることがあります。酸素系漂白剤に限らず、市販のカビ取り剤を使用しても、一度でキレイにすることは難しいようです。あまりにも汚れがひどい場合は2回、3回と繰り返すことをオススメします。

一番いい方法は、頻繁に洗濯槽の掃除をすること。ナカジマは2カ月に1回ペースで洗濯槽を掃除しますが、そうするとほぼ1回でキレイになりますよ。

春です。キレイになった洗濯槽でする洗濯、気分がいいですよね。

目地の黒ポツポツもさようなら〜!

ゴム手袋
昔はよく使ったゴム手袋。エコ生活を始めてからはほとんど出番なし

お風呂の目地に、気付くとできている黒いポツポツ。あれも黒カビです。同じく酸素系漂白剤で退治です!

ちょっとしたカビなら石けんでゴシゴシすれば落ちるんですが、それでも駄目なら、酸素系漂白剤を水で溶いてドロドロ状態にしたものを塗りつけておきましょう。2〜3時間放置して、歯ブラシなどで擦ると薄くなりますよ。市販のカビ用洗剤のように強烈な効果はありませんが、繰り返せば必ずキレイになります。逆に、一度でキレイになっちゃう劇薬のほうが怖いと思うのは、ナカジマだけでしょうか?

目地などの黒カビは、重曹+お酢でもキレイにできるんですが、これはまた別の機会にお伝えしますね(お楽しみに!)。

お風呂の黒カビもやっぱり予防が大切。入浴後は、できれば浴室内の雫をサッと拭き取って換気をするといいですね。

優しい キレイ 頼もしい!

酸素系漂白剤は、市販のカビ取り剤のように強烈な作用効果はありませんが、その代わり、扱いの際の危険も環境への影響もほとんどありません。

一般に市販されている『ワ○ドハイター』や『カラー○ライト』なども実は酸素系漂白剤なんですが、合成界面活性剤や蛍光染料を含んでいるので安全性に問題があるんです。ぜひ、過炭酸ナトリウム100%の酸素系漂白剤を入手してくださいね。過炭酸ナトリウムの酸素系漂白剤は、弱アルカリ性でお肌にも優しいんですよ。

酸素系漂白剤は、ひとつ用意しておけば、衣類から家中のいろいろな黒カビまで対応できるので便利です。

優しくてキレイ、そして頼りになる酸素系漂白剤。ナカジマは、酸素系漂白剤な女と呼ばれたい(ボソ)。

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著者プロフィール
中島まゆみ(ママ・チョイス スタッフ/ライター) 単身赴任中の夫1人と、9歳の娘、8歳の息子の4人家族。「節約するぞ!」と始めたコトが実はエコロジーにつながっていることに気付き、いつしか本懐を忘れてエコに励む日々。しかし、アバウトな性格が災いしてか、いつまで経っても初心者エコロジストから脱皮できずにいる。現在は、「無理してやるのはエコじゃない!」と開き直り、「お気楽・楽しい」を合い言葉に、万年初心者エコロジストの座を守り続けることと、ジワジワと同類を増やしていくことに全力を注いでいる。