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第7回 ベランダで生ごみコンポストに挑戦!

家庭ゴミの3分の1は生ゴミだとか。これをもっと減らせないかな。ベランダでもできる小規模コンポストを研究してみました。

もっとごみを減らしたい

コンポスト
地中に埋めるタイプのコンポスト

毎日の暮らしの中で、生ごみ減量は一番ごみ減量の成果が出やすいところ。頑張れば頑張った分だけ減っていきます。

おもしろくなって「もっと減らしたい!」と思ってしまったナカジマは、この度、かねてより憧れていた「生ごみコンポスト」に挑戦してみようと思います!

究極のリサイクル

コンポストとは、野菜くずなどを土中の微生物や小動物を使って堆肥にするというもの。生ごみを、エネルギーを使わずに土へと変換できる究極のエコアイテムであると同時に、その土を使って農作物の再生産ができるという、究極のリサイクルでもあるわけです。

家庭内で電気を使って処理をする生ごみ処理機も出回っていますが、ごみを減らすのに電気を使うというのもちょっと不本意。

できれば、もっと原始的な方法で堆肥化してみたいな。なんて、ナカジマ家の場合、屋内スペースと経済的な理由によるところが大きいわけですが……ははは。

ベランダでもできる?

ナカジマ家の近所を歩くと、半分地中に埋まった状態の、緑色や灰色の大きなバケツのようなものをよく見かけるのですが、どうやらあれがコンポスト化容器と言われるもののようです。

庭先にコンポストがあるなんて、カッコいいなぁ。でも、ナカジマ家はマンションです。庭がありません。ベランダでも省スペースで上手にできるコンポストってあるのでしょうか?

コンポスト化の原理は、生ごみの上に発酵促進剤(ぼかし等)や土をかぶせ、また生ごみを入れ、さらに発酵促進剤と土をかぶせ……というようにサンドイッチ状態にしていき、土中の微生物によって生ごみを発酵・堆肥化するというものです。

そう考えると、ベランダでも、小規模な木箱やバケツなどで堆肥化することができそうな気がします。

失敗しないためのポイント

野菜
堆肥で野菜の成長もグンとよくなるかな?

コンポスト化をうまく行うポイントも抑えておきたいところ。

家庭ごみの3分の1を占めるといわれる生ごみのほとんどは、水分。この水分こそが腐敗と悪臭の原因なので、できる限り水分は切ったほうがよさそうです。

また、食べ残しや加工食品などの塩分が強いものは分解に時間がかかりますし、肉や魚などの動物性タンパク質は虫が寄る割合が高まりますので、初心者は、野菜や果物のくずなどに絞って始めるといいかもしれません。それだけでも随分と生ごみ減量にはなりますよね。

いろいろな方法があるらしい

そのほかにも、みみずの力を借りてコンポスト化する方法や、EMバケツというものを使う方法などいろいろあるようですので、ご家庭の環境や好みでチョイスしてみるのもいいですね。

ナカジマも、ベランダで小規模コンポストを始めますよ! 材料をそろえてレポートしていきますので、お楽しみに!

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著者プロフィール
中島まゆみ(ママ・チョイス スタッフ/ライター) 単身赴任中の夫1人と、9歳の娘、8歳の息子の4人家族。「節約するぞ!」と始めたコトが実はエコロジーにつながっていることに気付き、いつしか本懐を忘れてエコに励む日々。しかし、アバウトな性格が災いしてか、いつまで経っても初心者エコロジストから脱皮できずにいる。現在は、「無理してやるのはエコじゃない!」と開き直り、「お気楽・楽しい」を合い言葉に、万年初心者エコロジストの座を守り続けることと、ジワジワと同類を増やしていくことに全力を注いでいる。